茨木のり子
昨日書いた詩集を読み進めました。
そもそも茨木のり子さんを知り、読んでみたいと思ったのは、SNSにあったNHKクローズアップ現代の予告からでした。
詩、というとポエムというか
ポエムなんでしょうけれど
全くの個人的イメージですけど
抽象的な世界の気がしていました。
どうも、この人は違うようだ、というのが第一印象でした。
もうすでに亡くなられていて、昨年亡くなった私の母と同年代の方。
例えば
戦争の真っ只中を生きていらしたので、きれいでいることは出来なかった想いを言葉に載せていて、そして抽象的ではなくハッキリと表現されています。
戦禍などドラマや本で知ってはいても、その中で生きてきた女性の気持ちが現代の私達と変わらなかったのだと教えてくれます。
共感というよりは、茨木さんの生きてきた時代背景や生活感、感情が伝わってきます。
たぶん、私が友人とのいざこざを解決できないでいた時だったので、番組の予告で見たときに人が人に相対することの参考になる気がしたのでしょう。
小さな薄い詩集ですが、ゆっくりゆっくりで、まだ読み終わらず。
予約している1冊も待ち遠しく。
その間に谷川俊太郎さんや他の方の詩も読んでみようと思い始めました。
皆さま、今日も良い1日を。